■教えないことも教育

解ってる側からするとついつい部下に教えたくなってしまいます。しかし、相手は教えてもらう事を望んでいない場合がほとんどです。


いくらこちらが良かれと思って教えたところで、望んでない人間は聞き流しますし、育ちません。時間の無駄です。

教えてもいいのは、自分から相談しに来る人間のみ!に徹しないと時間の無駄になります。教えない人間も、時間とともに慣れで仕事は少しづつ出来るようになっていきます。
慣れで仕事が出来るようになってきたら、その実力に見合った仕事を少しづつ増やしていくのが良いです。

決して出来もしない仕事も任せてはいけません。出来る仕事だけ任せなければパニックになり、仕事の抜け漏れが増えてしまいます。出来る仕事だけをやらせてると、仕事が楽になり時間が余ってくるので、やる気のある人間は自然と他に出来る仕事ないですか?と聞いてきます。
そしたら初めて仕事を増やしてあげてもいいと思います。
そしたら今までよりも一歩仕事が出来る人間がたんじょうです。人間にはどうしても能力とやる気の限界値があります。
その現時点でも限界値を正しく見極め、上が仕事の任せる内容をハンドリングするのが正しいマネジメントなんだと思います。