アドバイスしたがる人の心理について。

 

https://ameblo.jp/clear0612/ entry-12338150394.html  

 

こちらが聞いてもいないのに
アドバイスしてくる方って
いらっしゃいますよね。


聞いてもいないのに


「ああした方がいいよ」


「こうした方がいいよ」 


「私だった、こうするな」


…etc


この人の心理状態は


「私はあなたより知識が上です」


「あなたより何でも知ってますから」


「私の指示に従った方がいいよ」


という心理です。


簡単にいうと


マウンティングと同じなのですね。


聞いてもいないし、
押し付け的なアドバイス


親切や愛じゃないのですね。


「自分の方があなたより優位だよ」


ということを自分で認識したくて


一生懸命、自分のアドバイス
聞いてくれる人にアピールするため


「アドバイスしてあげている」
 
という状態なんですね。


そして無用なアドバイス受けてしまう人


つまり、マウンティングされる方も、
その人を引き寄せたことを
理解しなければならないのです。


かつて私はそういう方が周りにいました。

 


ある日、私がフランスに行こうとしていた時


ある女性が


「あそこの店で食べるムール貝は美味しいよ」


「あの店であれは食べない方がいいよ!
絶対まずいから!」


「お土産で、あれ買った方がいいよ!」


「あそこの店の◯◯がすごく素敵なの!
絶対行った方がいいよ!」


と、聞いてもいないの 
毎日、毎日、アドバイスされました。


でも、私にとっては不要な情報だったのですよね。


なぜなら、


私は行きたいところが決まっていて
予定も立ててありましたから


今更、その人が指示した場所やお店に
限られた時間で行くことも出来ないのにも関わらず


そして、その人もその状況を知っているのにも関わらず


それでもアドバイスは続きました。


それは彼女から見れば、


「私の方があなたより情報を持っているよ」


「海外に詳しいよ」 


「私の行った事のある店は間違いないよ」


「だからあなたも行ってね」


と、言う無言の押し付けになるのですね。


なぜ、私がこういう事をされたかと言うと
私自身に軸がなかったからなんですね。


マウンティングする方は
ちゃんとマウティング出来る人を探し
マウティング出来るか品定めしたあと
マウティング行為をするのですね。


なので、自分より立場が上だったり
自分のやり方の型にはまりそうにない人には


絶対、マウンティングしないのですね。


私は、その人のことを拒否することもなく


ただ受け入れて、


その人が気持ちいいように話を聞き


「そうなんだ」


「ありがとう」


をひたすら言っていました。
 
彼女のアドバイスにうんざりしていても
こじれる方が嫌で、 


うん、うん、聞いていたのですね。


一見、親切に見える私の対応も
実は愛じゃないんですよね。


マウンティングしてる相手は
必死に自分が優位だということを  
アピールしたいのに


うんそうだね


ありがとう


うんそうだね


ありがとう


うんそうだね


ありがとう


を言い続けられていると
相手は総スカンを食らった気分になり
またアドバイスをして
自分の価値を確かめたくなるんですね。


そしてなんとか私に


「私には価値がある」
 
ということを認めさせたくて


またアドバイスし、マウンティングしちゃうんですね。


ここでキチンと理解しなければならないのは
アドバイスをする人は
親切ではないんですよね。


あなたよりも上ということを
一生懸命アピールする心理の裏にあるのは
「恐怖心」なんですよね。


自分には価値がないと思われたくない


だから一生懸命知ってる自分をアピールしなきゃいけない


毎日それやってる方は、


本当に疲れると思います。


そういう方の特徴は、


常に話し方が攻撃的で、早口で、
まくしたてるような感じが多いですね。


そもそも、聞かれていないのに
アドバイスって結局必要ないんですよね。


本当に知りたかったら自分で調べますし
相手に、それを自力で探す力があると
信じることが愛なのです。


でも、これをアドバイスという名の
マウティングしている人に言うと


かなり嫌な顔をするでしょう。


なので、今の私の対応は「ありがとう」だけ。
 
それ以上、アドバイスされてきたら


「私にアドバイスしないと何が困りますか?」


と、お聞きしています。


相手は一瞬、私の言っている意味がわからず
固まりますが、


そのうち、


「あなたのアドバイスは必要ありません」


と私が言っているのだと理解したとき、
激怒に近い感情を出されます。


そこで、初めて本音が出るのですね。


私がそのアドバイスを聞かなくても
あなたのお給料に関係ないですよね?
何も困ることはありませんよね?


なのに、なぜアドバイスをするのですか?


怒ってまですることですか?


怒る理由は何ですか?


私はそう相手に問いかけるようになると


私にマウンティングする人はいなくなりました。


やや冷たい言い方ですが
相手は自分にフォーカスせざるを得なくなるのですね。


そこで初めて

 


「私は誰かに認められたかったんだ」


と、気付きが起こるのですね。


これは「相手が私を嫌っていい権利」を
与えることができ


さらに私も「相手に嫌われてもいい権利」を
持てるようになったからなんですね^_^


そして、もう一つ大切なことは
自分がマウンティングしたくなってしまったときです。


自分が、他人をマウンティングしたくなったとは、不安なときで、 受け入れ難い感情があるときです。


ですので、 マウンティングしていい気持ちになる人はいないのですね。


一度、マウンティングするも、
これからもずっとマウンティングを
し続けなくてはならなくなります。


マウンティングしたくなったら自分と向き合うときで、


マウンティングされた時も、
自分と向き合うときなのです。