サービスレベルと、基準値

お客様への立場に立った時、自分個人ではなく、企業としてサービスを提供するサービスレベルとはどのレベルに設定する必要があるのでしょうか
例えばシステムが対応しているサービスの場合は、システム障害でも起こらない
限りサービスレベルがぶれる事はありません。

問題は人間が対応しているサービスではないでしょうか

例えば、

体調が悪いからサービスレベルが落ちる(落ちてもしょうがない)
怒られて凹んでるからサービスレベルが落ちる(落ちてもしょうがない)
忘れてたからサービスレベルが落ちる(落ちてもしょうがない)
休みだからサービスレベルが落ちる(落ちてもしょうがない)
他にやることがあるし忙しいからサービスレベルが落ちる(落ちてもしょうがない)
自分はこんなに頑張ってるし疲れるんだからサービスレベルが落ちる(落ちてもしょうがない)
業務時間外だからサービスレベルが落ちる(落ちてもしょうがない)
寝てる時間なんだからサービスレベルが落ちる(落ちてもしょうがない)

このような会社(顧客は個人ではなく会社と見る)をどのように思うでしょうか?
個人がやっていることが会社と見られ、会社のブランドやサービスイメージは形成されていきます。

根性論で何とかすることでもなく、まずこのことを理解したうえで、

個人(会社)とはどうあるべきかを社員一人一人が認識することと、
社員をサポートするオペレーションやシステム、そしてルールがあいまって顧客へのサービスレベルは最低限を担保し、そして競合他社にも追随できない高いレベルを実現できるのではないかと思います。

ニュアンスも含め理解までは少し難しい話かもしれませんが(;'∀')

 


要は顧客と接点をもつ社員が、自分の気分や事情を第一で仕事をしてもいいのか?ということだと思います。

例えば飲食店で態度の悪い店員がいたら気分悪くないかですか?
でも、その店員も忙しすぎて無理だよとか、体調悪いんだよとか、家庭の事が気になっててそれどころじゃないんだよとか、事情はあるのかもしれない

でも、顧客にはそんなことは関係ないし、

だたの感じの悪い店員であり
呼んでも来てくれない遅い店員であり
注文を何度言ってもミスする店員であり
サービスの悪い店になってしまう
もう二度とこんな店来るか、となってしまう

大事なのは根性論で社員に何とかしろということではなく、

あくまで顧客を第一にサービスレベルを提供するうえで、社員の事情を考慮し、どのような働き方を無理なくする体制を会社がとれるのか?だと思います

営利企業である以上、スタートはあくまで顧客第一から

それを実現するために、社員(システム)と会社はどのような働き方をすべきであるかという事だと思います