こんな社長には気をつけろ5選


■思いつきや気まぐれで周りを振り回す

社長である自分が大好きで、自分の一言で会社が動くのが楽しくてたまりません。思いついたことを深く考えずにやらせたり、指示をすぐに撤回したりします。もちろんそんな思い付きや気まぐれに長期的な経営ビジョンがあるはずもありません。ひどいときには自分が言ったことを忘れていたりします。
社長室へのこだわりが強い

社長室が大好きで、強いこだわりを持っています。内装や家具を自分好みにしたがり、特に広さや豪華さを求めます。もちろん社長室は快適に執務ができる場所であるべきですし、社長の威厳を表したり、来客者をもてなす場でもあるので、キチンとしておくべきですが、この手の社長の目的は自己アピールと自己満足のみで、執務や来客者のためではありません。
■間違った決断力

自分は社長だ!自分が決めないと!そういう思いだけが強く、決断がことごとく間違ってるタイプです。
むしろ指示してる時の爽快感の方が強く、結果や中身は見ていないのかもしれません。相談しても何も考えてない事が多いので、気をつけてくださいね。

■コミュニケーション不足型

癇癪型は感情的にコミュニケーションを行いますが、コミュニケーション不足型はあまりコミュニケーションを行えていないタイプです。いわゆるコミュ障です。

このタイプの社長は社員とコミュニケーションをあまり取りません。下手すると面談の時しか話したことがないということもあります。社長は社員とコミュニケーションを取って相互に理解し、鼓舞していかなければなりません。それがないと社員は「自分たちのことを考えてくれていない」「社長は利益しか見ていない」「顧客のことを考えていない」と誤解します。そしてモチベーションは下がり、最終的に退職することになります。

このタイプの社長は「なぜこの仕事をするのか」「何を重視すればいいのか」「仕事が生まれた経緯」など、業務に関して背景を語らずに簡単に指示を済ませていまうことも多いです。「考えればわかるだろ」「意図なんて想像しろ」と言った雰囲気をだして、背景を語りません。これでは社員は効果的には働いてくれません。

また面談やミーティングで社員と話す機会がないと、社内の改善点や社員が不満に思っていることがわかりません。それにより会社がよりよい環境に成長することもできず離職率の高い会社になってしまいます。

 

■売上追求型

「売上が足りない。予算達成できるのか?もっと気合を入れろ」とうるさく言う社長のタイプです。もちろん仕事ですので、売上がないと会社を存続することができませんし、売上というのはとても大事です。でも中小零細企業には売上に対する意識のある人は少ないです。もちろん売上を上げることをしっかりと考えられる社員もいますが、売上を上げるよりも日々の生活のためのお金が稼げればいいという考えの人が多いのも事実です。

このような会社では「売上を作れる人間にしか価値がない」という価値観がまかり通りますが、結果を出せない社員や売上に感心のない社員はやる気を失い退職してしまいます。たしかに目先の利益はあるかもしれませんが、長期的には社員が育たないので企業の成長はありません。

また社内の評価も品質や顧客満足度、同僚へのサポートや教育姿勢が評価されず、売上だけを評価するのでギスギスした雰囲気になります。このような社長の会社では丁寧にやり方を教えたり、プロセスを評価する制度を作ることが必要です。

さらに商品やサービスに顧客が満足しているか、アフターサービスはできているかなど販売後のことについて議論がされないのがこのタイプの特徴でもあります。昔からのお客さんの取り引きがなくってるケースが非常に多いです。それにより売上至上主義の会社では新規の顧客は多いですが、リピーターが少ないです。